2018/10/13

新下駄配列で全国平均超えました

新下駄配列で e-typing の全国平均の速度を上回りました(2018/10/12)。
初見からここまでかかった期間は、約40日です。

やまぶきRで定義ファイルを作成して、ローマ字モードの腕試しで計測です。



順調に成長しています。
グラフだと分かりやすいですね。

1打で複数のキーが発行されるため、1回のミスでミス入力数が2個も3個も増えるのはつらいです。
しかし、正確に入力するのは、タイピングにおいて非常に大切なことです。
これくらいのハンデがあったほうがいいのかもしれません。


ちなみにこのあとQWERTY配列で測ってみた結果は以下。



まだこちらのほうが速いです。
しかし、実は以前より1割くらい遅くなっています。

「あいうえおん、ー」という、QWERTYでも1音1打であるキーで一瞬引っかかります。
「ki」は問題なく打てるのに「i」単体だと迷うのです。

QWERTYにおいても、ちゃんと音と指がリンクしているんですね。
面白い。

まあ、実用には困らない速度は出ているので、両刀使いとしてやっていけそうです。


2018/10/06

よく使われる文字列ばかりで文章を作ってみた

※「だけで」というタイトルは誤解を招くので、「ばかりで」に訂正しました。失礼しました。

キーボードの配列を試していて、

「これだけ入力すれば感触がつかめる!」

という文があればいいな思い、考えてみました。

日本語を3文字ずつに分解したデータ(3-gram)の70145個の内、上位50%を占めるのはわずか132個。
「しょう」「。  」「じょう」~「うじょ」「いって」「おもい」と続きます。

それらをすべて使い、余計な文字は極力避け、意味の通る文にしました。

データは新下駄配列の作者、kouy様の100万文字N-gramをお借りしました。
厚く御礼申し上げます。

2-gramだと組み合わせが膨大になり、4-gramだと候補の数が膨大になるため、3-gramがちょうどよいようです。

最終的に15文まで圧縮できました。


げんかいはないようだ。
(限界はないようだ。)

かんとうしょうにします。
(敢闘賞にします。)

じゅうようなことがあります。
(重要なことがあります。)

うかいするようになっています。
(迂回するようになっています。)

できるようにはならないでしょう。
(できるようにはならないでしょう。)

つきには、そのひょうじょうがある。
(月には、その表情がある。)

こうこうせいとたんだいせいのようだった。
(高校生と短大生のようだった。)

せんしゅうしんこうしゅうきょうかになった。
(先週新興宗教家になった。)

しているということではなく、されているのである。
(しているということではなく、されているのである。)

こうしょうしようとして、よういしていってしまった。
(交渉しようとして、用意して行ってしまった。)

しょうがっこうにねんですが、しょくぎょうはいしゃになるとおもいます。
(小学校二年ですが、職業は医者になると思います。)

ところが、いしょうがなかったので、おもいをきょうちょうすることになった。
(ところが、衣装がなかったので、思いを強調することになった。)

わたしはじぶんのしょうじょうについてしゅうちゅうしてかんがえていました。
(私は自分の症状について集中して考えていました。)

できることをおこなっていたから、ひつよういじょうのきゅうりょうはありません。
(できることを行っていたから、必要以上の給料はありません。)

にほんごをにゅうりょくして、じょうほうをへんしゅうして、ぶんしょうをかんせいさせるのです。
(日本語を入力して、情報を編集して、文章を完成させるのです。)



これで、データにある言葉を入力する際に必要な3文字の運指の50%をカバーできる計算です。
おおむね一般的な日本語の文章にも当てはまるでしょう。

配列をちょっと試してみたいとか、タイピングの練習なんかに使えると思います。

出現率も意識していますが、拗音(「ゃ」「ゅ」「ょ」)が多いですね。
JISかなの運指の悪さが目立ちます。

ちなみに長音は上位50%には入りませんが、長音縛りで作るとすれば、

いんたーねっとのめーるさーびすぺーじと、かーどげーむめーかーのにゅーゆーざーでーた。
(インターネットのメールサービスページと、カードゲームメーカーのニューユーザーデータ。)

といったところです。


2018/10/04

新下駄配列練習中

日本語の入力を何とか楽にしたいと思い、キー入力の練習をしています。
まずは一般的なQWERTY配列による、ローマ字入力からの脱却が必要だと考えました。

選ぶ際には、

  1. JISかな
  2. NICOLA
  3. 飛鳥カナ配列
  4. 新下駄配列

と試しました。

JISかなはどのPCでも使えるというのが最大のメリットです。
そして、しっかり練習すれば、ローマ字入力より高速に打てるのも特徴です。
しかし、配列自体はめちゃくちゃで、とても指に優しいとは言えません。
ということで、一通りのキーの場所を覚えて切り上げました。


続いて、NICOLA。
いわゆる「親指シフト」です。

NICOLAは、利用者が多く、ハード・ソフト両面でのサポートが厚いです。
ただし、作成されたのが古い上、運指は練り上げられたものではないため、入力効率に難ありです。
入門用として少し触って終了しました。


飛鳥は、ヌルヌル運指が繋がりました。
連続シフトにより、「です」「ます」等、シフト面にある文字もスムーズに打てます。
なんとも快感でした。

これはいいと思い、しばらく利用していたのですが、どうにも速度が出ない。
アルペジオが使える文字は速いのですが、実際の文章では「よこはま」のように、接続の悪い言葉もたくさん出てきます。
それがボトルネックになっていました。

練習はしたのですが窮屈さはどうしても拭えません。
どうやら、親指の位置にシフトがある時点で私の感覚には合わなかったようです。
さらに、キーボードが変わってしまうと、調整が難しいという問題も抱えています。


そういった経緯で、新下駄配列を使い始めました。
新下駄は親指を使わず、キーボードも選びません。
ただし、6面もシフトがある上に、並びに規則性はほとんどありません。
複雑で、覚えるのが難しいです。

ただ、難しさというのは本質的な問題ではないと思います。
配列表を見ながら打つなら簡単な方がいいですが、実用的な速度に達するには「指が覚えるレベル」まで使い込む必要があります。
結局は、最終的なリターンの大きいものを選ぶのが合理的な選択だと思います。

実際に使ってみるとなんてことはありません。
配列表を手放すまで5日もかかりませんでした。

それからはストイックに練習。
といっても1日何時間もぶっ続けでやるのはあまり効果がありません。
1日10時間の練習より、10日間1時間ずつ練習したほうが効率的です。
寝て起きたら速くなっていたなんてよくあることです。

まだ使い始めて1か月ほどですが、ある程度の入力はできるようになりました。
(「ゔぃ」「ふゅ」「くぉ」「w」等を一打で出せるよう、少し拡張してあります)

  • 練習用の単語ひらがな:150~250文字/分
  • 練習用の文章ひらがな:100~130文字/分
  • 初見のかな漢字変換長文:60~80文字/分

文章に関しては元のQWERTY配列の半分の速度です。
しかし、打鍵数は大幅に減り、指は全然疲れなくなりました。
あとは経験を積んでいくだけです。

日課で付けている e-typing のログを貼っておきます(2018/10/04)。



全国平均以下ですが、まだ停滞期には入っていません。

この短期間で、キャリアの長いQWERTY配列の半分も出れば十分ですが、「練習次第で超えられるのでは?」という感触も若干ながら覚えています。
どこまでいけるか、不定期ながら記録を残せるといいなと思っています。