まずは一般的なQWERTY配列による、ローマ字入力からの脱却が必要だと考えました。
選ぶ際には、
JISかなはどのPCでも使えるというのが最大のメリットです。
そして、しっかり練習すれば、ローマ字入力より高速に打てるのも特徴です。
しかし、配列自体はめちゃくちゃで、とても指に優しいとは言えません。
ということで、一通りのキーの場所を覚えて切り上げました。
続いて、NICOLA。
いわゆる「親指シフト」です。
NICOLAは、利用者が多く、ハード・ソフト両面でのサポートが厚いです。
ただし、作成されたのが古い上、運指は練り上げられたものではないため、入力効率に難ありです。
入門用として少し触って終了しました。
飛鳥は、ヌルヌル運指が繋がりました。
連続シフトにより、「です」「ます」等、シフト面にある文字もスムーズに打てます。
なんとも快感でした。
これはいいと思い、しばらく利用していたのですが、どうにも速度が出ない。
アルペジオが使える文字は速いのですが、実際の文章では「よこはま」のように、接続の悪い言葉もたくさん出てきます。
それがボトルネックになっていました。
練習はしたのですが窮屈さはどうしても拭えません。
どうやら、親指の位置にシフトがある時点で私の感覚には合わなかったようです。
さらに、キーボードが変わってしまうと、調整が難しいという問題も抱えています。
そういった経緯で、新下駄配列を使い始めました。
新下駄は親指を使わず、キーボードも選びません。
ただし、6面もシフトがある上に、並びに規則性はほとんどありません。
複雑で、覚えるのが難しいです。
ただ、難しさというのは本質的な問題ではないと思います。
配列表を見ながら打つなら簡単な方がいいですが、実用的な速度に達するには「指が覚えるレベル」まで使い込む必要があります。
結局は、最終的なリターンの大きいものを選ぶのが合理的な選択だと思います。
実際に使ってみるとなんてことはありません。
配列表を手放すまで5日もかかりませんでした。
それからはストイックに練習。
といっても1日何時間もぶっ続けでやるのはあまり効果がありません。
1日10時間の練習より、10日間1時間ずつ練習したほうが効率的です。
寝て起きたら速くなっていたなんてよくあることです。
まだ使い始めて1か月ほどですが、ある程度の入力はできるようになりました。
(「ゔぃ」「ふゅ」「くぉ」「w」等を一打で出せるよう、少し拡張してあります)
- 練習用の単語ひらがな:150~250文字/分
- 練習用の文章ひらがな:100~130文字/分
- 初見のかな漢字変換長文:60~80文字/分
文章に関しては元のQWERTY配列の半分の速度です。
しかし、打鍵数は大幅に減り、指は全然疲れなくなりました。
あとは経験を積んでいくだけです。
日課で付けている e-typing のログを貼っておきます(2018/10/04)。
全国平均以下ですが、まだ停滞期には入っていません。
この短期間で、キャリアの長いQWERTY配列の半分も出れば十分ですが、「練習次第で超えられるのでは?」という感触も若干ながら覚えています。
どこまでいけるか、不定期ながら記録を残せるといいなと思っています。
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